通信簿の思い出

 

鳥取市内では明日、多くの学校で終業式が行われますね。

1年の締めくくりの日でもある終業式の日

子どもたちにとっては、担任の先生とのお別れやクラスのお友達とのお別れに胸をいっぱいにさせたり

新しい学年やクラスメイトに思いを馳せたり心がたくさん動く1日になるのではないでしょうか。

 

そんな春のあわただしさを感じさせるこの日は「通信簿」を子どもたちが持って帰ってくる日でもあります。

(学校によって名前が違いますが、ここでは「通信簿」として分かりやすくしておきます。)

 

私は、「通信簿」にあまり良い思い出がありません・・・。

先生から受け取る度にいつもできない自分にがっかりしていたからです。

そして、それを家に持って帰り父に見せると、必ずいつも怒られていました。

1学期も2学期も・・・3学期も毎回、毎年怒られることが決まっている「通信簿」をもらう日は

憂鬱で仕方がありませんでした。

 

先日、実家で荷物を整理している時、当時の「通信簿」が出てきて

見てみると自分でもびっくりしました。

 

そりゃあ・・・父も怒るわな・・・笑 と。

 

そして、親となった今、子どもが「通信簿」を持って帰ってくるようになりました。

私は、自分が怒られていたから、というわけではなく子どもの「通信簿」を見ても

怒りや反省などを促すようなリアクションをしないようにしています。

 

支えてくれた先生との別れ、環境が変化することの前触れ

子どもたちはその日1日、たくさん心を動かしているはずです。

 

その日に「通信簿」をめぐって子どもの心をもっともっと動かすことは

心の疲弊に繋がるように思うからです。

 

「通信簿」は、学習面や生活面でのその子の課題を見つけるチャンスではありますが

人生の評価や将来の可能性を表すものではありません。

 

「通信簿」がどうであろうと、子どもたちは1年の間に必ず成長しています。

 

そして、学校の先生たちは、その子にどんな成績がついていようとも

成績に関係なくどの子に対しても1年間の成長を、家族のように喜んでくれています。

「通信簿」を見るとついつい怒ってしまう・・・という言葉をよく聞きますが

まずは子どもたちの成長を喜び

そして次へのステップへのパワーが充電できるそんな終業式の日にしてあげたいなぁ、と思っています。

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松永 ちえみ

松永 ちえみ

鳥取県鳥取市出身。 大学卒業後、私立高校や公立中学校・小学校に勤務。 教員として働くなかで、家庭での子どもへの関わりが 将来の人格形成へ大きく影響することを感じ 結婚を機に学校現場を離れる。 育児をしながら、一時的に学校現場へ復帰したさい 子どもたちへの感情教育の必要性を痛感し 心理学を学びはじめる。 現在、アンガーマネジメント ファシリテーターとして 「怒り」をテーマにしたセミナーや講座を開催して活動中。
松永 ちえみ

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